前回は未経験からWebデザイナーを目指す方に向けて、SEOの基本的な知識をご紹介しました。
今回はその基本的な内容を理解した上で、実際にどのような対策を行えばよいのかという点で、SEOについて解説していければと思っています。
まずSEOの基本的な概要について学びたいという方は、下記のリンクよりご覧頂ければと思います。
未経験でWebデザイナーに!転職を成功させるために知っておくべき、SEOの基礎知識
本サイトではミッフィー好きのデザイナーである私が、未経験からデザイナーへの転職を成功させたいという方に向けて、転職を成功させるために役立つ知識やスキルをご紹介しています。
これまでデザインにまつわる仕事を行ってこなかったという方のためにも、わかりやすくデザイナーについて解説していますので、みなさんの転職活動の参考にして頂ければと思っています。
前回の記事でも申し上げましたが、Webデザイナーを目指すにあたってSEOをはじめとする少しのマーケティング知識も必要です。
WebデザイナーがSEOについての理解を深めることで、Web制作をはじめとするプロジェクトを円滑に効率的に進めることができるのです。
それでは早速、未経験からWebデザイナーを目指す方が知っておくべき、SEO対策について解説していきます。
SEO対策は具体的にどんなことをする?
まずはSEO対策について大枠からご説明していきます。
SEO対策は「内部対策」と「外部対策」の2つに分かれます。
早速それぞれについて解説していきましょう。
SEO対策(内部対策)
Webページ内のコンテンツ内容を改善することはSEOの「内部対策」と呼ばれています。
内部対策はタグやキーワード、画像、内部リンクの構造など、様々な要素があります
Webページを作成した際に、まず注意しておきたいところは、Webページの「ページタイトル」と「ディスクリプション」。
ページタイトルとはその名の通り、Webページの題名のこと。
そのWebページの内容を加味して、分かりやすい名前を示す必要があります。
ページタイトルは検索エンジンにとっても、ユーザーにとっても最初の接点です。
この部分をいかに簡潔に分かりやすく示せるかによって、Webページの印象や検索結果は変わってきます。
次にディスクリプションについて。
ディスクリプションとは、discriptionメタタグと言われ、検索エンジンに対してページの概要(説明文)を伝えるもの。
ページタイトルと同様に、そのWebページの内容を伝えるための非常に大事な要素です。
このディスクリプションでは、ページタイトルと同様に、Webページの内容を性格に示している必要があるでしょう。
SEO対策(外部対策)
次にSEOの外部対策について解説していきます。
SEOの外部対策では、「被リンク」などのWebページの外部要因を改善することによって、SEO対策の効果を高めることができます。
今回はSEOの外部対策の1つである「被リンク」について解説していきましょう。
被リンクとは、自身のWebページのリンクが他のWebページに掲載(紹介)されていることを指します。
他のWebページでリンクが掲載されているということは、検索エンジンからすると「引用するほどの価値があるサイト」と捉えられ、掲載された側のWebページの評価は高くなります。
こうした被リンクの数は、SEOの外部対策を考えるうえで非常に重要です。
この被リンクの数が検索結果の順位を決める、基準の1つとなっています。
SEO対策を行う上での注意点
次にSEO対策を行ううえでの、注意点をご紹介していきます。
SEO対策を行ううえでの注意点は、以下の2つ。
1.時間と工数がかかる
2.効果測定が難しい
1.時間と工数がかかる
SEO対策は対策を始めた瞬間から効果を発揮するものではありません。
まずコンテンツを作成し、検索エンジンの検索結果にインデックス(検索結果に表示されること)するまでに時間がかかります。
外部対策がうまく機能していない場合など、コンテンツを量産しても、なかなか上位にインデックスされるのに時間がかかってしまう場合があります。
SEO対策で成果を出すためには、外部対策や内部対策をはじめ、コンテンツの内容や質といった部分を地道に改善していく必要があり、最低限の労力や時間が必要になってくるのです。
2.効果測定が難しい
単発で広告を掲載するのとは違い、SEO対策は長期的に行う施策のため、効果を測定するのが難しい側面があります。
広告であれば、広告を出稿したおかげでこのくらいのリターンがあったと判断しやすいですが、SEO対策の結果によって販売数が伸びたことや認知度があがったということはなかなか判断することが難しいです。
このようにSEO対策を行ううえでは、上記の2点に注意して対策を行なっていく必要があるでしょう。
SEO対策を行なう場合は、最低限の時間がかかってしまうということは頭に入れておくようにしておきましょう。
またこのSEO対策はあくまで、検索結果の上位に表示される手法の1つに過ぎません。
いくら外部対策を行い、検索結果上位にインデックスされたとしても、商品やサービスが良くなければユーザーは離れていくでしょう。
SEO対策はあくまでも、マーケティングの一環として捉え、プロダクトやサービスの質の向上を行いつつも、並行して行なっていくべきだと思います。
SEOの事例を知りたいという方は、こちらの記事を参考にしていただければと思います!
SEOを事例から学ぶ。Web業界未経験の方が知っておきたい、SEOの取り組み方
未経験からWebデザイナーを目指すためには、なにより学習が重要
今回は未経験からWebデザイナーを目指す方に向けて、SEO対策について解説していきました。
前回の記事と併せて、SEOについての理解を深めることができたのではないでしょうか?
今後のWebデザイナーにとって、SEOを含めたWebデザインに付随するスキルも必要だと思います。
Webデザインをはじめとする、デザインの目的は「クライアントの課題を解決すること」です。
これから未経験でWebデザイナーを目指す方は、既存のWebデザイナーという枠に治らず、マーケティングや高度なプログラミングもこなすことができる、新たなWebデザイナーを目指していって欲しいと感じています。
本サイトでは他にも、Webデザイナーをはじめとするデザイナーの転職に向けた、様々な知識をご紹介していますので、併せてご覧頂ければと思います。
未経験からWebデザイナーに! 転職を成功させるための厳選記事
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。